
お酢の種類はたくさんあり、健康に良いと注目されて毎日飲んでいる人も多いようですがその酸っぱさが苦手な人も多いですね。
その中でリンゴ酢は一番人気があるお酢ですが、その人気の理由は飲みやすいだけではなく驚くほどの効果や効能が期待できるからです。
今回はリンゴ酢の
- 注目の栄養成分
- 効果や効能
- 効果的な飲み方
- リンゴ酢の作り方
- 摂取量と注意点
など良い点ばかりではなく、注意点なども含めて詳しく紹介します。
リンゴ酢の注目の栄養成分
リンゴもお酢も健康や美容、ダイエットに良い成分が含まれていますね。
それぞれの注目の成分を紹介します。
リンゴの注目の栄養成分
リンゴといえば欧米では昔から「1日1個のリンゴは医者を遠ざける」ということわざがあるほど栄養価が高い果物です。
その中でも最近色々な実験で多くの効果や効能が明らかになっているのが「リンゴポリフェノール」です。
この成分は何百種類あると言われているポリフェノールの一種ですが強い抗酸化作用があり、健康や美容など多くの効果が期待されています。
そしてもうひとつ最近注目されているのが「レスベラトロール」です。
こちらもポリフェノールの一種で抗酸化作用が強く多くの効果や効能が期待されている成分ですが、皮に多く含まれる成分なので皮付きで食べることをおすすめします。
その他の成分は
- カリウム:体内の塩分を排出する
- クエン酸やリンゴ酸:酸味成分
- 食物繊維:腸内環境改善
- ビタミンC:美肌効果がある成分
といった栄養成分が含まれています。
お酢の注目の成分
お酢もリンゴと同様に最近、健康や美容、ダイエット効果があるとわかり、多くの人が飲んでいますね。
注目は主要成分の「酢酸」です。
あの「ツーン」としたニオイは酢酸によるものです。
この酢酸が健康や美容、ダイエットに多くの効果や効能をもたらしてくれます。
また酢酸からアデノシンができますが、アデノシンには血管を広げて血圧を下げる効果も期待されています。
さらに酢酸が肝臓で代謝される際にAMPKという酵素が活性化します。
このAMPKは糖から脂質を合成する回路を抑制し、脂質の燃焼を促進します。
AMPKは運動後に体内に生じる酵素ですが、お酢を摂ることでもAMPKが体内に生じます。
つまりお酢を摂ると運動したのと同じ酵素が生じるわけです。
そしてお酢にはリンゴと同様にもともとクエン酸が含まれていますが、この酢酸が体内に入るとクエン酸に変化します。
それでは次にリンゴとお酢の栄養成分が一緒になることで、どのような効果や効能を得ることができるのかを紹介します。
リンゴ酢の効果や効能
①ダイエット効果
リンゴとお酢の両方にダイエット効果があります。
リンゴはリンゴポリフェノールに消化吸収を抑える作用があり
- 血中中性脂肪低下
- 脂肪蓄積の抑制
といった効果が期待されています。
そしてお酢は酢酸にダイエット効果が期待されていて
「脂肪の合成を抑える」だけでなく、さらに「脂肪の燃焼を促す作用」があることがわかっています。
実際にミツカンの研究では12週間1日大さじ1杯(15ml)を摂取することで、
「内臓脂肪」だけでなく、「皮下脂肪」も減る傾向が多く見られました。
また酢酸からできるAMPKという酵素は内臓脂肪を落とすとうデータもあります。
リンゴポリフェノールと酢酸の作用によるダイエットの相乗効果が期待できますね。
②健康効果:生活習慣病などの予防
中性脂肪が増えすぎたり、血液中のLDL(悪玉)コレステロールが増えすぎると、脂質異常症(高脂血症)という病気にかかりやすくなり、
この病気を放っておくと
- 動脈硬化
- 高血圧
- 糖尿病
- 脂肪肝
など様々な病気を招く原因となります。
リンゴポリフェノールや酢酸は先程も紹介したように、中性脂肪を減らしたり脂肪を燃焼するなどの働きがあるのでリンゴ酢は脂質異常症の予防に最適な飲み物です。
また酢酸には
- 血糖値の上昇を緩やかにする
- 血中脂質をさげる
- 血圧を下げる(酢酸から作られるアデノシンの効果)
- 血液をサラサラにする
働きもあるので高血圧や糖尿病といった生活習慣病の予防にも効果があります。
※クエン酸にも血液サラサラ効果があります。
さらにリンゴポリフェノールやレスベラトロール、ビタミンCには抗酸化作用があります。
病気は細胞や血管が老化するとかかりやすくなりますが、それには増えすぎた活性酸素が原因と言われています。
この活性酸素の増加を抑制するのがリンゴポリフェノールなどの抗酸化成分です。
これらの成分の働きによって老化防止につながり、多くの病気の予防になります。
またカリウムも多く含まれていますが塩分を体の外に出す働きがあり、高血圧の予防にもなります。
③美肌・美白効果
抗酸化成分は健康だけでなく、美肌効果もあります。
肌が老化するとシミやしわなどが増えますが、
- リンゴポリフェノール
- レスベラトロール
- ビタミンC
といった抗酸化成分によりいつまでも若々しい肌を保つことができます。
また、ビタミンCはタンパク質からコラーゲンを合成しますが、しっかりと結合することで肌にハリやツヤが生まれます。
さらにビタミンCにはシミの原因であるメラニン色素の合成も抑える働きがあります。
一方お酢にも美肌効果があります。
お酢にはビタミンCを破壊する酵素の働きを弱める作用があり、また、新陳代謝を盛んにして肌の老廃物を
残さない為シミ・しわが出にくくなります。
そしてクエン酸やリンゴ酸にも美肌効果があり、これらのたくさんの成分の働きにより、リンゴ酢を飲むことでキレイになることができます。
さらにリンゴ酢を肌に直接塗ったり、お風呂に入れたりすることで美肌効果が高まります。
「お酢は肌には刺激が強いのでは?」と思うかもしれません。
ですがお酢の抗菌作用がニキビや吹き出物などに効果があると言われています。
※肌の弱い人は刺激が強すぎる可能性があるので一度パッチテストを試してくださいね。
➃睡眠障害の改善効果
「リンゴ酢が睡眠障害を解消する」とは「その原因Xにあり」という番組で紹介されていました。
睡眠障害とは
「じゅうぶん寝たのに朝起きてみると疲れが取れず、起きるのがつらい」という状態が何日も続く病気です。
ただ単に熟睡できなかったと軽く考えてはダメです。
そのままにしておくと糖尿病(Ⅱ型)の危険性も高くなると言われています。
朝起きるのがつらい人は「低血圧」か「体内時計が乱れている」と言われていますが、この睡眠障害の原因の1つと言われているのがジェットコースターように乱高下する血糖値のことで、
別名「ジェットコースター血糖」といいます。
寝ている間は血糖値は一定のままだと思うかもしれませんが、実は寝ていても血糖値が乱高下するのがジェットコースター血糖です。
なぜこのように血糖値が乱高下するのかというと、寝る前に糖質の多い大盛のご飯や甘い食べ物、アルコールなどの摂り過ぎよるものです。
この状態が続くと糖尿病(Ⅱ型)になりやすくなるだけでなく、命の危険性がある脳卒中や心筋梗塞にかかる恐れもあります。
ジェットコースター血糖かどうかを調べるには
- 歯ぎしり、歯を食いしばる
- たくさん寝汗をかく
- 怖い夢を見る
とった症状がひとつでも当てはまると可能性があるので注意が必要です。
このジェットコースター血糖の睡眠障害を改善する方法としてテレビ番組で紹介されたのが「リンゴ酢」です。
このリンゴ酢を夕食前に飲むことで、ジェットコースター血糖を抑えられます。
先程も紹介したようにお酢にはもともと血糖値を抑制する作用があるので新たな発見というわけではないですが、
「睡眠障害=血糖値の乱高下」というのがわかるようになり、リンゴ酢などのお酢が睡眠障害の改善に最適な飲み物として紹介されました。
⑤リンゴ酢で長生きできる?
「1日1個のリンゴは医者を遠ざける」と昔から言われているのは単に迷信ではありません。
ビールでおなじみのアサヒホールディングスの研究では、動物実験ではありますがリンゴポリフェノールを与えることにより寿命が延長したと発表しています。
参照:りんごポリフェノール(AP)の寿命延長効果を線虫およびモデルマウスで確認
さらにリンゴの皮に多く含まれているレスベラトロールは長寿遺伝子のサーチュイン遺伝子を活性化する働きがあると言われています。
そしてあと2つリンゴの皮に多く含まれている注目の栄養成分があります。
ひとつ目は「ウルソール酸」です。
ウルソール酸はリンゴの皮から見つかった成分です。
ウルソール酸には
- さまざまな種類のがん細胞の増殖を阻害する働き
- 老化によって起こる筋力低下や筋委縮などの筋肉の衰えを抑える
といった効果が期待されている成分です。
そして二つ目は「オクタコサノール」です。
オクタコサノールは人体の能力や機能向上が図れると言われています。
オクタコサノールには
- 持久力を高める
- 筋肉痛を軽減
- ストレス緩和
- 運動機能向上
- 生活習慣病予防
- パーキンソン病予防
- 精力アップ(滋養強壮)
など多くの効果が期待されています。
ただしリンゴの皮に含まれている
- レスベラトロール
- ウルソール酸
- オクタコサノール
これらの成分は実際にリンゴの皮を食べてどのくらい効果や効能があるのかは、まだ研究段階でハッキリしていません。
ただ皮無しで食べるよりは皮付きで食べたほうが栄養たっぷりなのでぜひ皮まで食べてください。
リンゴについての詳しい効果効能は
皮付きリンゴの効果効能がすごすぎる!注目の栄養成分リンゴポリフェノールやレスベラトロールなどについてをご覧ください。
⑤腸内環境改善・便秘解消
リンゴには腸内環境を整える食物繊維がそしてお酢の酢酸は体内でクエン酸に変化して腸内の悪玉菌を減らし環境を整える作用があります。
さらにお酢には善玉菌がたくさん含まれていて腸を刺激する働きもあり、これによりぜん動運動が活発になって
便秘の改善につながります。
その他の効果や効能
- 疲労回復:リンゴ酸やクエン酸、酢酸による効果
- カルシウムの吸収促進:酢酸による効果
- むくみの解消:カリウムによる効果
- 筋力アップ:リンゴポリフェノールの効果
と多くの効果が期待できます。
ただリンゴ酢は薬ではありませんし、これらの効果はリンゴ酢を飲むのをやめると効果がなくなる症状もあるので継続的に摂取するようにしましょう。
リンゴ酢の作り方
リンゴ酢は手作りでもそれほど難しくありません。
市販のよりも手作りがおすすめの理由はリンゴの皮も含めてリンゴ酢にできるからです。
先程も紹介したようにリンゴの皮には
「レスベラトロール」や「ウルソール酸」、「オクタコサノール」が多く含まれており、
- 健康維持
- 美容
など効果が期待される成分です。
市販のリンゴ酢には有機栽培のものであれば皮まで使用している可能性がありますが、それ以外は何ともいえません。
ただ皮をむく手間を考えると一般のリンゴ酢も皮ごと使用しているかもしれません。
ですが手作りであれば皮まで利用できるので確実です。
皮まで利用する場合はできるだけ農薬が皮についていないオーガニック(有機)栽培のものを選びましょう。
ただ、有機リンゴは価格が高くて手が出ないという方は
「やさいくだものあらい」という農薬や雑菌を取り除いてくれる専用水があります。
「やさいくだものあらい」は天然成分100%なので、口に入っても安全です。
また野菜・果物だけでなく肉や魚を洗うこともできます。
そして驚くのが「やさいくだものあらい」で食べ物を洗うと鮮度が長持ちします!
新鮮な野菜や果物、肉などはそのまま置いておくと数日で傷んだり黒ずんだりしますが、「やさいくだものあらい」で洗った食べ物は何もしないままのものよりも長持ちするのです。
これを使えば農薬を使っているだろうなというリンゴでも安心して食べることができます。
ぜひ一度試してみてくださいね。
きっちりとリンゴの皮を洗って農薬を落としてから作りましょう。
材料
リンゴ:1個
お酢:400mℓ
黒糖(粉状)又は氷砂糖:200g
もっとたくさん作りたい場合は2倍、3倍と増やしてみてください。
お酢は穀物酢、黒酢、ワインビネガーなど好きなもので良いですが、健康や美容のためにおすすめなのはアミノ酸がたっぷり入っている黒酢です。
酸味が苦手な人は少し黒糖を多めに入れるようにしましょう。
作り方
リンゴをよく洗ってキッチンペーパーで水気をとります。
皮付きのまま縦に8等分にして芯を取り除き、2cm幅のイチョウ切りにします。
お酢と黒糖と一緒に清潔なビンに漬けます。
このときビンの下に
リンゴ半分➡黒糖半分➡リンゴ半分➡黒糖半分と交互に乗せるようにします。
常温で2~3週間漬けこめばできあがりです。
「2、3週間も待てない!」という人は
お鍋に材料を入れて弱火で温めて60℃になった時点で火を止めます。
粗熱が取れたらビンに入れて常温で24時間前後で完成です。
これならあっという間にできますね。
手作りリンゴ酢の保存期間は常温で1年ほどです。
ただどうしても手作りは面倒だという人は市販のリンゴ酢でも十分に効果効能を得ることができるのですが間違った選び方をしないように注意しましょう。
リンゴ酢の正しい選び方とおすすめ品
「お酢といえばミツカンだから、そのリンゴ酢を買えば安心」と思っている人はちょっと待ってください!
たしかにミツカンはお酢を販売している大手メーカーですがリンゴにも種類があります。
まずは商品の名前を見て「リンゴ酢」と書いてある商品よりも「純リンゴ酢」と書いてあるものをおすすめします。
「リンゴ酢」の原料はリンゴ以外にアルコール、食塩などが混ざってる場合が多いですが、「純リンゴ酢」であれば原料はリンゴだけです。
「ミツカンの純リンゴ酢」
ミツカンは普通のリンゴ酢も販売していますが、この純リンゴ酢は国産りんご果汁だけを原料にした本物のリンゴ酢です。
さらにより良いものであれば有機リンゴ酢がおすすめです。
有機JAS認定なので農薬や化学肥料を極力使用せずに作った純リンゴ酢です。
さらに詳しく知りたい方は
リンゴ酢のおすすめ商品と正しい選び方!純リンゴ酢とリンゴ酢との違いは?をご覧ください。
手作り、あるいは市販の純リンゴ酢の準備ができれば、後は飲むだけですが、そのまま飲んではいけません。
次にリンゴ酢の効果的な飲み方を紹介します。
リンゴ酢の飲むタイミング
リンゴ酢を飲むときは何を目的にするかによって飲むタイミングが変わります。
①睡眠障害の予防・改善の場合は食前に飲む
これによりご飯を食べても血糖値がジェットコースターのようになりません。
大さじ1杯のリンゴ酢を大さじ5杯の水(合計90ml、炭酸水でも可)に混ぜて飲みます。
②ダイエットの場合は食中か食後に飲む
食前に飲むと食欲が増していつもより多めに食べてしまう場合があります。
やせたい場合はごはんと一緒か食後にしましょう。
③健康のためには食事中
血糖値の上昇を抑えたりカルシウムの吸収を高めたりする効果が期待できます。
食前でも血糖値の上昇を抑えることができますが、食欲が増して暴飲暴食につながる可能性もあるので、あまりおすすめできません。
➃運動する前に飲む
リンゴ酢には筋力アップと疲労の蓄積を抑えてくれる効果があります。
運動後の疲労回復のために飲んでも構いませんがおすすめは運動前です。
リンゴ酢の効果的な飲み方
リンゴ酢はお酢の中では比較的飲みやすいものの、そのまま飲んではダメです。
人間の食道は強い酸に耐えることができないので、お酢をそのまま飲んだ場合、気管に入ってしまう恐れがあります。
すると肺に酸を取り込むことになって強烈な痛みを招く可能性があります。
また空腹時にお酢を飲むと胃が荒れる原因となるので、食前に飲む場合は空腹の状態で飲まないようにしてください。
もちろんリンゴ酢だけでなく他のお酢も含めてですが、水や炭酸水、牛乳などに混ぜて飲むようにしましょう。
その際水など90~100mlにリンゴ酢大さじ1杯(15ml)を混ぜます。
また、薄めても飲みにくい場合はハチミツやオリゴ糖を入れて飲んでください。
また、ダイエット中の方は食事中に炭酸水でリンゴ酢を割って飲むことをおすすめします。
炭酸水で飲むことで水で割るよりも満腹感を得ることができ食べ過ぎを防ぐことができます。
リンゴ酢の摂取量と過剰摂取の注意点
これだけ健康や美容、ダイエットに効果があるリンゴ酢ですがたくさん飲み過ぎてはいけません。
1日の摂取量は大さじ1杯(15ml)から多くても2杯までにしましょう。
また2杯飲むときも一度にではなく1日2回、3回分けて飲むことをおすすめします。
3杯以上は過剰摂取となり、胃腸を痛める原因となります。
特に普段から胃腸が弱い人は気をつけてください。
また、お酢に含まれている酸によって歯の表面のエナメル質が溶けやすくなると言われています。
エナメル質が溶けると「知覚過敏」になりやすく、冷たい物を食べると歯がしみたり、エナメル質の薄い部分に虫歯菌が入りこみ、虫歯になりやすくなります。
りんご酢の摂取後はよく口の中をすすぎ歯に酸が残っていないようにしましょう。
飲んだ直後は酸性の度合が高いため、すぐに歯磨きをすると歯を痛めてしまいます。
30分以上経ってから歯磨きをすることをおすすめします。
特に寝る前にリンゴ酢を飲むと口の中は強い酸性になり、歯が溶けやすい状態で過ごすことになるので、しっかりと歯をみがきましょう。
(飲み忘れたからといって寝る前に飲むのはあまりおすすめできません)
まとめ
リンゴとお酢という最強の組み合わせにより
- ダイエット効果
- 生活習慣病など多く病気の予防
- 美肌効果
- 便秘解消
- 疲労回復
- 睡眠障害の改善
といった効果が期待されています。
ただし刺激が強いので原液のままは飲まずに水などで5,6倍に薄めてから飲むようにしましょう。
また、1日の摂取量は多くても大さじ2杯(30ml)を目安にしてください。(できれば2、3回にわけて飲む)
そしてお酢を飲み続けると歯のエナメル質が溶けやすくなるので飲んだ後は口でゆすぎましょう。
毎日継続的に飲むことで健康や美容、ダイエットなど多くの効果や効能が期待できますのでぜひ試してくださいね。
【参考サイト】
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